匿名化のすすめ
この時代に匿名性が必要なのか❓
情報化が進んだ現代においては、政府がインターネットや通信回線を盗聴することによって容易に大きな利益が得られる状態である。そもそも、政府が市民から情報を収集していることを疑問視する人もいるだろうが、事実として、特にヨーロッパ諸国では昔から手紙を開封して情報を抜き取っていたことがよく知られ、NSAがPRISM(大規模監視プログラム)を行っていることがエドワード・スノーデンによってリークされたのは記憶に新しい。
したがって、多くの国で保証されているプライバシー権が事実上侵害されているわけだから、法の範囲内で自衛をする必要がある。(多分日本国内では合法な内容のみを掲載するが責任は負わない)
匿名化
匿名化を行うに当たっていくつかの原理があるので紹介しておく。
まず絞り込みを困難にすることである。ここでは便宜上「容疑者」と書くが、匿名化を行う人間が犯罪を犯しているとは限らない。
容疑者は、自分の行動を追跡されたくないが、それには多数派に紛れることが最適である。当たり前ではあるが重要になってくる。
そして当然、法的手段や技術的手段によって身分を特定されにくくすることも重要である。
めんどくさくなったので適当に列挙しますかき
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Tor IP隠しにおいて最強。
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VPNサービス 会社にもよるがだいたい無意味。普通に規制回避とかに使えばいいと思う
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フルディスク暗号化 物理的侵害からデータを守る
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Linuxならdm-cryptなど
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WindowsならVeracrypt
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Tails Tor+一切のログを残さないOS
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Whonix 仮想化でTor部分を分離するのでウイルスに強い(らしい)
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Qubes OS 上Whonixの思想を更に追求したOS
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Freenet 最強クラスの匿名化と分散機能。ただし一般ネットに匿名書き込みをするのには使えない
- 噂によると中国でさえ解読不能だったらしい
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Zeronet,I2Pなど
- 上同様。
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Debian 一般OSだが全ての構成要素をOSSで固めているので(大体のLinux系がそうだけど)ゴリホーモマルウェア(企業による盗聴)を回避できる
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Torrent,Winny,Shareなど
- 匿名性は一切ないから辞めろ