法的通知
この記事では匿名性の高いファイル交換ソフトについて取り扱います。
ファイル交換ソフトには違法なファイルが流通しています。
日本国内で効力を有する法のうち、主に著作権法,児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律,不正競争防止法をよく熟読し、理解した上で違法なファイルはダウンロードしてはいけません。また、悪意のあるプログラムも流通しているので不用意に実行ファイルやZipファイルをダウンロードするのも避けましょう。
著作権法について
2021年1月1日より施行される改正著作権法により、以下のような行為が違法となります。
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違法にアップロードされた著作物へのリンクを集めたサイトを経営したり、そのようなサイトに対してリンクを提供する行為
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違法にアップロードされた著作物を違法にアップロードされたものだと知りながらダウンロードすること
児童ポルノ禁止法
写真、電磁的記録に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。
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児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
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他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
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衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの
これらをどのような形で所有しても違法です。十分に注意してください。
なお、この記事の著者はいかなる違法行為も推奨しておらず、内容を実践するに当たっては自身の行為に対して違法性がないか十分確認し、自己責任で行ってください
分散化の意義
現代のインターネットはその本質的な性質とは真逆に中央集権的です。
何を配信するにも基本的には団体のサーバーに対してPOSTする必要があります。
こういった状況による問題点の例
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単一障害点が多い
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サーバーがダウンしたらそのサービスは利用できない
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アクセスが集中すれば重くなる
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国家など権力による検閲が容易
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中央となっている団体の方針に従うことを強要される
そこで、インターネットを再び分散化されたコンテンツに戻そうという動きがあります。
目的は多種多様です。大きなファイルを高速に配布すること(ファイル交換),理論上全く特定できず、検閲も不可能なオーバーレイネットワークを構築すること(Tor,FreeNet),チャット(Tox,Jabber)などなど…
分散化の方式
分散化(decentralized)の中でも大きく分けて2つの方式があると考えられます。
P2P
クライアント同士が直接通信(peer-to-peer)する方式。
ピュアP2P:完全に直接通信に限る
ハイブリッドP2P:中央サーバーをいくつか置いて可用性を高める
現代では、ピュアとハイブリッドの中間のような形式が増えています。
連合型
mastodonやメールサーバーのようにそれぞれ独立したインスタンスをもっていて、それらが相互に接続する方式を取るもの。一般にP2Pよりレイテンシーやオーバーヘッドの点で有利。
分散化されたシステムの例
非実験的で現在運用中のものに限る(順不同)
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Git
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Bitcoin
- 各種暗号通貨は大体分散化されている
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Torrent
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Tor
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I2P
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Mastodon
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Zeronet
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Freenet
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IPFS
あきた
おわり